言葉の花束~今を生きる~/ 言葉の花束

人生哲学や人生学を扱っている雑誌「致知」で、京大総長をなさっていた平澤興先生の言葉が紹介されていました。
「今が楽しい。今がありがたい。今が喜びである。
それが習慣となり、天性となるような生き方こそ最高です。」
平澤先生は、89歳まで、そういう思いで人生を過ごされたそうです。
東洋哲学や氣学の元になっている中国の古典「易経」には、吉凶の説明の中に、「悔吝(かいりん)」という言葉があります。
何かトラブルがあったとしても、それはすぐに吉や凶ととらえません。それが吉なのか、凶なのかは、この後に決まり、その分かれ目が『悔』と『吝』であると説明されています。
『吝』とは、吝嗇などの言葉があるように、「ケチ」とか「惜しむ」という意味で、トラブルあるいはトラブルになりそうなことがあったとしても、それを改める時間や手間、または原因を追究することまでも惜しんで、そのままにしてしまう、または、見て見ないフリをする・・・なんだか、最近よく聞く話ですが、これが、その出来事を結果的に『凶』にしてしまうということです。
『悔』は、後悔するという意味ですが、ネガティブなイメージではなく、どちらかというと『反省』という感覚に近いかもしれません。
この場合は、まず「どうしてそうなったのか」原因を追究しようとします。
そして、「あの時、こういうことをしなければこうなっていた」、あるいは「こういうことをしていたら、こうなっていなかった」などと、原因と結果がわかるので、改めることもできますし、これを学ぶことで、次に同じトラブルを起こすことを防ぐことができます。
「今、わかったことはラッキーだった。大きいトラブルを防ぐことがことができた。ありがたい。」と考えて、きちんと直そうとすることで、「凶」への流れを断ち切り、「吉」に方向転換できるのです。
『吝』の人は、その出来事につぎこんだ過去の手間や時間や費用を惜しむあまり、『今』を大切にしていないように思います。
『今』が未来の幸せの種蒔きの時期♪
今を大切にして、楽しくハッピーな喜びの種を蒔きましょう☆
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